ボーラがうちにやってきた
campagnolo。それは、自転車パーツ界の巨人であり、生きたレジェンドである。
かどうかは知りませんが、およそロード系を嗜む人間であれば、知らない人はモグリといわれても仕方ない、パーツメーカーという枠を越えて競技用自転車の歴史そのものともいえる、そんな会社。
初代のトゥーリオ・カンパニョーロが雪の降るレースで峠越えの際、かじかんだ指でコグの交換ができず、その経験からクイックレリーズを考案し、その機構は今なお使われている、というのはあまりにも有名なお話。
とはいえ、近年はシマノがコンポのシェアを大幅に占め、さらにはスラムの台頭などで、かなり厳しいのではないかと推察します。(去年のツール・ド・フランスでは、アスタナ、モビスター、ロット・ソウダルのわずか3チームのみがカンパニョーロを使用していました)
そんなカンパニョーロを応援すべく!
去年年末にwiggleで少量入荷した!
こんな箱が年始に突然届き…
カンパニョーロのホイールバッグにつつまれた…
はいっ。
campagnolo Bora one 35mm clincher、我が家にやってきました。
残念ながら、レートがあまりよくなく、(ユーロ離脱の時とかであればもう少し安く買えたのでしょうけど)それなりのお値段でございました。
ホイールビルダーのサインなどはないので、イタリア組立ではないのでしょうが、カーボンの継ぎ目などはきれいにヤスリ掛けしてあり、とくに問題もなさそうです。ハブをばらして、グリスをどうこうするつもりもないしね。(ちなみに、ラチェット音は無音です。全く鳴りません(^-^)個人的には爆音には全く惹かれないので、むしろうれしい。)
タイヤはというと、Eastonにつけたばかりのpro4があったのですが、いかんせん23c。ワイドリムになったボーラは、25cからが推奨ですので、
こちら、ハッチンソンのFUSION5performanceも一緒に購入。
(余談ですが、HUTCHINSONって、いつからハッチンソンというようになったんでしょうね?20年くらい前はユッチンソンという表記だったような…誰か教えてください~)
主観の問題であありますが、やはりカンパニョーロは美しいなぁ~と思うことしきりでした。シマノのメカニカルなデザインも決して嫌いではないのですが、それでもデザインに関してはカンパニョーロにはかなわないと思います。使っているのがカンパニョーロだということもありますけど、ほぼ選択肢はなかったように思います。
次回は、組み付け編です。