極東 PLUS one midi パッキン交換 その2
省時間、省労力の極東産機 PLUS ONE midiですが、次第に明らかとなった欠陥がありました。
それは、
パッキンがことごとくへたり、漏れる
ということです。
これは、糊タンクと攪拌機を接続するユニットなんですが、パッキンが二つあります。これが薄い、ペラペラのゴムパッキンで、やがて接続部分からのりが漏れ出しました。
この二つは汎用品のゴムパッキン(水道用)に変えることで、解決しました。(でも薄すぎですよ、極東さん!)
一番大きな問題は、攪拌機本体でした。
攪拌機は大きな樽状の容器で、下部に操作部分と、モーター・ポンプが内蔵され、キャスターがついています。
樽状の容器に水と糊を入れ、直径50cmほどの、ネジ蓋で密閉します。この蓋の縁には少し柔らかめのスポンジゴムパッキンが廻されています。
これが、何度も開け閉めするうちに圧迫され、堅くへこみ、パッキンの用をなさなくなり、攪拌始めると必ず漏れるという症状が出てきたのです。最初は手で思いっきり締め付け何とか凌いでいましたが、次第にそれでも止まらなくなり、最終的には二つのゴムハンマーで、蓋のリブを叩き、締め付けるという方法に至りました。
でも、これじゃ何のために買ったのか分からない!ふた閉めるためだけにどんだけ労力費やしとんじゃ!
というわけで、最後の大物パッキン交換です。
この、蓋の縁にある、クリーム色のが古いパッキンです。
縁の部分に圧迫されて、固くなってしまっています。
まずは、古いパッキンを剥がしていきます。
次に、新しいスポンジゴムを切り出します。
サークルカッターを使います。
きれいに切れました。
接着剤ではりつけて、完成。
手で締めるだけで、全く漏らなくなりました。
極東産機さん、お願いですから、パッキンをもうちょっとしっかりしたものにしてください!