先回の記事で、指輪物語の巻頭に書かれている、一つの詩を引用しました。
いまは、ロード・オブ・ザ・リング といった方がわかる人も多いのでしょうけど。
中学校の図書室、あまり人気のないコーナーにその本はありました。
カラーの表紙には、何ともいえない迫力のある絵。それが、まだ新版になる前の指輪物語だったのです。
旅の仲間。
二つの塔。
そして、王の帰還。
トールキン教授が(作者のJ.R.R.Tolkienはオクスフォードの英文学の教授でした)創造した、中つ国を舞台に繰り広げられる物語は
はるか極東の島国の少年を大いに魅了せしめたのでした。(続く)