サイクリングデータのログ(SIGMA ROX 10.0 &STRAVA )
その昔、自転車を始めた頃と今では色々なことが大きく変わってます。
ふと考えると、もう二十年前、昔友人二人と3人で伊豆を一周(千葉から自走)した頃、今では当たり前のことが何もなかった。地図は紙だったし、家に連絡するのは公衆電話、ライトはハロゲンですぐ電池がなくなり…当時古い自転車に乗っていたのでインデックスなしのダブルレバーだった。(ちなみに西伊豆にはコンビニがなかった!)
テクノロジーの進歩ってすごい、素直にそう思います。
今は地図はスマホ、電話はもちろんメッセージアプリもスマホ、ライトはLEDでハロゲンの数倍明るくそして、長持ちする。ロードは今や11スピード且つ電動…(持ってませんけどね)
自転車や、パーツのみならずアクセサリーの分野での進歩も目を見はる物があります。例えば、サイクルコンピューター。
伊豆一周や、房総一周を経て、どんどん自転車にはまっていくなかで、サイコンは欲しい物の一つでした。最初はキャットアイの有線、センサーはスピードのみ。そのうちケイデンスのセンサー付きや、シマノのフライトデッキ(懐かしい…)もつかって、無線のサイコンに変えたときは、ワイヤーの煩わしささら解放されました。
そこへ来て、スマホの登場ですよ。あれよあれよというまに進歩が進み、今ではサイクリングにスマホは欠かせないツールとなっています。スマホ単体で、ログをとることができる、そんな時代です。(このログを取るということも、スマホがないとなかなかハードル高かった…)STRAVA,runtusticあたりがメジャーでしょうか。
で、今はみんな大好きGARMINとか、GARMINとか、GARMINとか、GARMINとか…
スマホ単体だとやはり電池持ちとか、急なエラーによってデータがとれないとかありますから、GARMINみたいなツールは重宝しますね。ちなみに、今使っているのはドイツはSIGMAのROX10.0というやや(というか、かなり?)マイナーなサイコンです。SIGMA自体はそこそこ名のしれたメーカーだとは思うんですがね。
ROX10.0を購入するとき、検索してもほぼ情報はなく、人柱覚悟でポチりました。(購入もbikeinnでした)25000くらいだったかな?
このROX10.0は、ドイツらしく質実剛健というかシンプルですが、GPSや、その他のデータをロギングできるようになっています。専用のアプリを使うとSTRAVAにアップもできます。
これは、SIGMA DATA CENTERというWindowsアプリなのですが、現状サイコンのデータをアップするにはまずPCとUSBで繋ぐ必要があります。(Androidのタブレット向けにも出ていますが、こちらはそのPCにあげたデータをクラウド経由で見ることができます。AndroidアプリからもSTRAVAにアップする事は可能です。スマホには対応していません…がSIGMA LINKというアプリが出ており、新しいサイコン(NFC対応モデル)であれば、直接スマホとデータをやりとりできるようです…!)
んでもって、こちらのサイコン、ルートも入れられるようになっています。GARMINの510Jのように線のみですが、割と精度はいいようです。ルートラボやSTRAVAのルートビルダーで作成したルートなどをダウンロード→インポートする事も可能です。
こちらがSTRAVAのルートビルダーで作成したルート。GPX形式で、ダウンロード→インポート。
データセンターに入ったルートをサイコンと同期すると、サイコンにもルートがインポートされます。
これはメーカーのページからの画像です。残念ながら日本語には対応してませんが、特に問題ありません。
新しいROX出たみたいですが、今のところPCを介さないといけないと言うところ以外では全く問題無いので、しばらくこの環境で使っていこうと思います。
ある晴れた日に。dhb classic roubaix ジャージ
少し前の記事でにdhbをはじめ、何点かウェアを購入したというものにコメントいただき、dhb classic roubaixジャージについて、質問いただきました。(ゆき さんありがとうございました!)
裏起毛とはいえ厚手とはいえないので、最近あまり着てなかったので、2/21午後に着て走ってみました!
どんな格好だったかというと、上から
KASK Vertigoメット
カステリ ニットスカルキャップ
カステリ ネックウォーマー(帽子にもなる)
そして、
アウターdhb classic roubaix ジャージ
ミドル castelli prosecco long sleeve
ベース モンベル ジオラインL/W short sleeve
ビブタイツ dhb aeron windslam roubaix
グローブ ALTURA progel windproof grove
シューズカバー Sportful Windstopper Reflex Overshoe
当日の気温は11℃くらい。全日から大荒れの気象で、その日も強風でした。ただ、晴天で、日差しは暖かさを感じさせます。風さえなければ最高の自転車日和です。
着込んで家からでたときには全身暖かさを感じますが問題は走ってどうかということ。
で、結論からいうと、dhb classic roubaixジャージは、防風性はない。ということです。これが風のない小春日和ならぴったりだったのですが、強風の吹き荒れる中では風が抜ける抜ける。ただ、インナー部分は暖かかった。レイヤリングに助けられたというところです。結局途中からウィンドブレーカーを着込みました。この時期であればdhbならclassic windproofジャケットのようなアウターの方がいいでしょう。
それに対して、dhb aeron windslam roubaixはさすがの防風性能で、前面に防風メンブレンパネルが使われているのがしっかり効果を発揮しています。ダンシングの際に股回りがスースーするくらいで、しっかり暖かかったです。
同じく良かったのが、Sportful Windstopper Reflex Overshoe。
GORE Windstopperを採用しているということで、全く冷えません。
一方今一だったのが、ALTURA progel windproof grove。これも風がなければもう少しましだったかもですが、保温性にはいささか劣る感じがしました。
レイヤリングは大切ですが、可能なのは上半身くらい。あとは、それぞれのアイテムの能力にほぼかかっている。使ってみないとわからないもんですね…
ただ、後出しになるようですが、あまりの強風のため危険を感じ、途中で引き返したので長時間は乗れなかったことも書き添えておきます。(BORAも初乗りだったのに…(´・ω・`)良かったです、ボーラ。今度もう少しちゃんと乗ってインプレします)
後でヤフー天気見ましたが風速7mくらい。でももうちょっとあったような…
少しずつ、春が近づき、自転車シーズンもまた近づいてます。くれぐれも事故にはお気を付けください!
ボーラ(組み付け編)
さて、ボーラを愛車に装着しましたので、ご報告したいと思います♪
まずは、ホイールにタイヤをはめていきます。
嵌め合いは、ちょっと固い。最後はタイヤレバーで押し込みます。(ちなみに、付属品に例のカーボンのレバー、ついてます。実はだいぶ前にショップの店員に勧められて買っていたので2セットあります(笑))
あとはスプロケットの交換です。シマノはしばらくさわっていないのでどうだかわかりませんが、カンパニョーロはスプロケットにプラスチックの芯が入っています。(カンパユーザーの方は知っているとは思いますが)この芯を捨てないで取っておくといいことがあります。
こんな風に、切り込み部分を合わせて、
引き抜きます。
逆の手順で、付け替えるホイールにスプロケットを装着します。
カンパのスプロケットは一枚一枚バラバラなので、これがないと結構面倒くさいです。(実は最初知らずに捨てた)
ちょっとしたサイクルライフハックといったところでしょうか。
で、
組み上がりました。チューブの噛み込みも大丈夫。
次に、カーボンリムホイールには必須の作業、つまり、専用ブレーキシューへの交換です。
実は、今ついているブレーキは一世代前のものなので、シューホルダーの形状が違います。なので、シューホルダーごと交換することにしました。とはいえ、カンパニョーロ純正のシューホルダーは10000円位します。そこで今回用意したのが、BBBのシューホルダー(カンパニョーロ用)4個で4500円ほど(ノーマルシュー付き)です。
するっとはまりました。
トゥーインをきちんと出すために、Jagwireのブレーキパッドチューナー(Amazonで1200円ほど)も購入。
こんな感じで装着し、調整します。リムとタイヤの溝に引っかかる部分があるので、調整しやすいです。
上から見た図。
ブレーキを調整したら、ホイールを嵌め、変速を調整します。
完成。
リムの部分が黒いと、こんなにもイメージが変わるんですね。
フレームもコンポも一昔前のものですが、なんだか今風になりました(自己満足)
さて、乗りにいこう!
ハム・ギャムジーとっつぁん
「『エルフだの、竜だの、ぬかすな!』わしは伜にいうんじゃ。『わしやおめえには、キャベツだのじゃがいものほうが似合っとらあ。旦那方のことにかかわりあうんじゃねえ。さもねえと、手に余るような難儀にひっかかるぞ。』とな。」
「旅の仲間」より
BORA!BORA!BORA!
組み付けは終わったのですが、写真がまだ整理できてないので、間を埋めるために、「なぜ、BORAを選んだのか?」ということについてだらだらと書きたいと思います。
まず、今のホイール状況は、
Easton EC70SL (38mm)
fulcrum racing7 (25mm)
という感じ。フルクラムは練習用のいわゆる鉄下駄ですが、Eastonも、約1800g程で、お世辞にも軽いとは言えません。
平地王国の千葉には向いてるかもね!
けだし物欲というのは恐ろしいもの。一度口実を見つけてしまったからには、とどめようがありません。
多分半年くらい悩んだかな…
毎日毎日wiggleやらPBKやらEvansやらを巡回し、気になったホイールをキーワード検索し、個人ブログもあらかたチェックする毎日。殆ど病気です。
こんな毎日を送っていく中で、候補にあがったのは、
BORA ONE50/35
BALLET ULTRA
shamal MILLE/ULTRA
2.FULCRUM
RACING ZERO CARBON
RACING quattro carbon
3.FFWD
F4R
まあこんな感じでしょうか。
カーボンで、赤黒のロゴという共通点がありますね。つまりは性能<見掛け、ということがすぐにわかります(笑)
ともあれ、それぞれ定評のあるホイールたちなので、日替わりで気が変わりました(*_*)
でも調べていくうちにだんだん条件というか、固まってくるものです。
基本的には消去法ですね。
まず、FFWDですが、オランダでのビルダーによるハンドメイドということでしたが、リムが中華カーボンだという話(噂?)と、リム精度にばらつきがあり、ひどい個体では波打っているという報告もあり、さらにロゴデザインがちょっと派手、時間とともに価格があがっていってしまった、というのもあり脱落。
残るは、カンパニョーロ&フルクラムの兄弟ブランド。
デザイン的にはどれも好き。どれも欲しい。全部ほしい(←病気)
冗談はさておき、これらのホイールを分類すると、
リム材質
フルカーボン( BORA,レーゼロカーボン、クワトロカーボン)
アルミ(シャマルウルトラ)
アルミ(皮膜処理)(シャマルミレ)
アルミ+カーボン(バレット)
スポーク
ステンレス(BORA,クワトロカーボン、バレット)
アルミ(シャマルミレ、ウルトラ)
リムハイト
25mm/30mm(シャマルミレ、ウルトラ)
30mm(レーゼロカーボン)
35mm(ボーラ35)
40mm(クワトロカーボン)
50mm(ボーラ50)
となります。
あ、ちなみにすべてクリンチャーです。
この中から、BALLET ULTRAを除去。理由はハイブリッドタイプのリムのため、重いのと、今あるEastonとかぶるということ。
それからアルミリムのシャマルミレ、ウルトラも除外。
シャマルミレは皮膜処理が剥げたらイヤだな、というもの、ウルトラは何か地味。あとアルミスポークは経年で破断とニップル固着のリスクがあるということ。
同じ理由でレーゼロカーボンも除外。
残るのはフルカーボン、ステンレススポークのボーラとクワトロカーボン。
これ、リムハイトが全て違います。35,40,50。
クワトロカーボンはいろいろなブログでかなり評判がよく、40mmは絶妙なリムハイトだ、とか、バランスがいい、とか、かなり気にはなったのです。
ただ、ちょっと地味かな…(ホントに見た目だけですね)あとは、やはりせっかくカーボンホイールを買うのならカンパニョーロ、そしてボーラという一つの頂点を経験したい、ということがありました(もちろん真の頂点はBORA ULTRAでしょうが、明らかにオーバースペック)
じゃあどうするか。あとは35か50かという選択肢を残すのみです。
考慮する点は、エアロ効果・横風の影響・重量。
千葉は風が強いのですね。とくに北総地域は。平地であればエアロ効果が高いに越したことはないですし、50mmの迫力も捨てがたかったのですが、ここは登坂性能・横風対策も考慮し35mmにしました。
やっと組み付けたので、まだ走ってはいないので走行インプレはできないのですが、装着インプレはできます。
最高です!
ボーラがうちにやってきた
campagnolo。それは、自転車パーツ界の巨人であり、生きたレジェンドである。
かどうかは知りませんが、およそロード系を嗜む人間であれば、知らない人はモグリといわれても仕方ない、パーツメーカーという枠を越えて競技用自転車の歴史そのものともいえる、そんな会社。
初代のトゥーリオ・カンパニョーロが雪の降るレースで峠越えの際、かじかんだ指でコグの交換ができず、その経験からクイックレリーズを考案し、その機構は今なお使われている、というのはあまりにも有名なお話。
とはいえ、近年はシマノがコンポのシェアを大幅に占め、さらにはスラムの台頭などで、かなり厳しいのではないかと推察します。(去年のツール・ド・フランスでは、アスタナ、モビスター、ロット・ソウダルのわずか3チームのみがカンパニョーロを使用していました)
そんなカンパニョーロを応援すべく!
去年年末にwiggleで少量入荷した!
こんな箱が年始に突然届き…
カンパニョーロのホイールバッグにつつまれた…
はいっ。
campagnolo Bora one 35mm clincher、我が家にやってきました。
残念ながら、レートがあまりよくなく、(ユーロ離脱の時とかであればもう少し安く買えたのでしょうけど)それなりのお値段でございました。
ホイールビルダーのサインなどはないので、イタリア組立ではないのでしょうが、カーボンの継ぎ目などはきれいにヤスリ掛けしてあり、とくに問題もなさそうです。ハブをばらして、グリスをどうこうするつもりもないしね。(ちなみに、ラチェット音は無音です。全く鳴りません(^-^)個人的には爆音には全く惹かれないので、むしろうれしい。)
タイヤはというと、Eastonにつけたばかりのpro4があったのですが、いかんせん23c。ワイドリムになったボーラは、25cからが推奨ですので、
こちら、ハッチンソンのFUSION5performanceも一緒に購入。
(余談ですが、HUTCHINSONって、いつからハッチンソンというようになったんでしょうね?20年くらい前はユッチンソンという表記だったような…誰か教えてください~)
主観の問題であありますが、やはりカンパニョーロは美しいなぁ~と思うことしきりでした。シマノのメカニカルなデザインも決して嫌いではないのですが、それでもデザインに関してはカンパニョーロにはかなわないと思います。使っているのがカンパニョーロだということもありますけど、ほぼ選択肢はなかったように思います。
次回は、組み付け編です。
ホビット族とは
「…彼らは、小さな種族である。ドワーフ小人よりも小さい。背の高さが実際にはそれほど変わらない場合でも、ドワーフほどずんぐりも、がっしりもしていない。ホビットの背丈は、われわれの尺度でいえば二フィートから四フィートだが、現在では三フィートに達する者がほとんどない…ホビット庄のホビットたちについていえば、陽気な衆であった。かれらは明るい色どりの服を着て、ことのほか黄色と緑を好んだ。しかし靴はめったにはかなかった。足の裏が革のようにかたく、髪の毛とほとんど変わらない濃い捲き毛に覆われていたからである。なお髪の毛は皆茶色だった…彼らの顔は、がいして、美しいというよりも人のよい顔立ちで、はばびろく、目が明るくて、頬が赤く、口は笑ったり食べたり飲んだりするためにあった。また事実しばしば、心ゆくまで、笑って、食べて、飲んだ。いつも軽い冗談がすきで、(食べ物が手には入って)一日六回の食事が取れれば満足だった。かれらは客好きでパーティーや贈り物を喜び、惜しげもなく人に与え、いそいそと人からもらった。」